2005/10/11 第067回 - 松原 圭 女史

第67回汽水域懇談会

10月26日(水曜日)夕方より第67回汽水域懇談会を行います。皆様お誘い合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

『琉球列島の干潟生態系が中継地点として渡り鳥の採餌活動に果たす役割について』

松原 圭 琉球大学理工学研究科 海洋環境学専攻

松原 圭 さんは、同上専攻の進化生態学講座 博士後期課程2年次に在籍し、主に干潟における鳥類の採餌生態を詳細に研究しています。
今回の懇談会では、琉球列島の干潟生態系における鳥類の採餌生態に関する興味深いお話が聞けるものと思います。皆様のご来聴を心よりお待ちしております。

日時:平成17年10月26日(水曜日)午後5時より1時間程度
場所:島根大学汽水域研究センター2階演習室(201)

../seminar/67thReCCLESeminar.pdf


要旨:
琉球列島は日本列島の南西方向に点在し、北方からの渡り鳥が南下し、また北上する時の渡りのコース上に位置している。そのため、琉球列島各地の干潟はそれぞれが渡り鳥にとって重要な渡りの中継地点となっているのである。しかしながら、渡りの中継地点という観点から見た、干潟生態系における鳥類の採餌生態についての研究というのは琉球列島においてほとんどなされていない。
本研究では、鳥類の採餌行動に着目し、干潟での底生生物の採餌量を行動観察から推定し、彼らの飛行距離にどれだけ貢献しているのか数値化することを目的としている。また、琉球列島各地の干潟において底生生物相および鳥類相を把握することによりそれぞれの特性をふまえて、渡りの中継地点としての琉球列島の干潟生態系機能を明らかにしていきたいと考えている。